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ニューズレター スマイリング・ビューティー

スマイリング・ビューティー 第8号 2007年11月発行

ニュースレタースマイル・ビューティー

院長コラム

こんにちは。 加藤 義浩です。

日に日に寒くなり、冬の気配が感じられる季節になりました。体調を崩さないよう、ご自愛ください。

さて、今回は「歯のないところの直し方」についてお話します。

歯の根がなくなってしまった場合、差し歯は歯の根を利用しての治療のため行うことができません。

では、歯の根がなくなってしまった場合はどのような方法があるのでしょうか。ここでは、3つの治療方法を説明いたします。

入れ歯 

部分入れ歯の場合は、なくなった歯の部分を、義歯で補います。人工の歯は、歯肉の上に乗っているだけです。残っている自分の歯にバネをかけて、入れ歯を安定させます。

固定式ではなく、取り外し式です。

欠点として、残っている自分の歯への負担の増大、食事のあとの手入れの煩わしさ、慣れるまで違和感などがあります。

ブリッジ

失ってしまった両隣の歯を削って土台にし、橋をかけるように金属の冠を固定します。

道路の橋に似ていることから、この名がついています。

固定式なので、自分の歯と同じような感じで使えます。

一方で、健康な隣の歯を削らなければならなく、土台になっている歯への負担が増えます。

インプラント

第三の歯といわれているのが、人工歯根「インプラント」です。

顎の骨の中に、インプラントを埋め込みます。

その上に、歯を作ります。

利点として大きいのは、きちんと噛めるということです。見かけも自分の歯と変わらない美しさで、コンプレックスをもつことなく、口開けて笑えることができます。

治療はインプラントの埋め込みの処置が必要です。また、健康保険は適用されません。

詳しくは、院長またはスタッフにお尋ねください。

加藤 義浩

もっと・ちょっと・きっと 役に立つ歯のおはなし 歯科矯正のすべて1

よい歯並びで得れるもの

最近、大人の方で歯列矯正をしている人を街中でよく見かけませんか。矯正というと子供の頃に治療するもの、痛そうで時間とお金がかかる、そんなイメージを持っている方もいられると思います。なぜ、今矯正をする人が増加しているのでしょうか。

歯列矯正と聞くと歯並びを美しくするだけと思われがちですが、将来の歯や体の健康にとても有益な治療です。矯正というのは、「歯の区画整理」なのです。整備された道路沿いに建物が整然と並んでいる街では、火事などの時に被害の出方が違ってきます。それと歯も同じです。歯並びが悪いと歯ブラシがしずらく、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。また、「サシスセソ」の発音が正しくできなくて、英語をしゃべるときの大きなハンディにもなっています。そして、歯の最も大切な「物を噛む」という機能を十分果たすことができません。歯並びが悪いと噛む事により曲がった方向から歯に力がかかってしまうため、歯肉や顎の骨が弱り、歯槽膿漏が確実に進行します。身体の抵抗力が衰えはじめる20歳代からこの状態が見られ、年をとるごとに歯並びが悪化する可能性も増えてきます。以上の理由から、今では大人の方へも積極的に矯正治療を行っております。

また、歯並びの悪さは、頭痛や肩こりの一因にもなります。矯正治療で咬み合わせが整うようになれば、そうした不快な症状も改善されるケースもあります。

では、歯並びの悪くなる原因は何だと思いますか。もちろん遺伝的なものもありますが、意外に日常、クセで行っている事が影響してくる場合もあります。例えば、

  1.  ほおずえをつく 
  2.  奥歯をぐっと噛みしめるクセがある
  3.  食事の時にいつも片方の歯で噛んでしまう 
  4.  横を向きながら本を読んだり、テレビを見ている
  5.  あまりよく噛まずに食事を済ませてしまう

思わずドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、矯正が必要な歯並びをご自身でチェックしてみましょう。

  1.  自分の歯が左図の絵に当てはまる
  2.  正面から見たとき、左右どちらかに顔が歪んでいる
  3.  歯ぎしりをする
  4.  鼻の頭と顎を結んだ線が一直線にならずへこんでいたり、突出している
  5.  思い切りを見せて笑った時に、上の歯茎が5ミリ以上見える

以上の中で一つでも当てはまったあなた、歯科矯正を考えるべきかもしれません。来月はどのように矯正治療が進むのかお話します。

簡単節約生活

先月号では、旅行での節約術だったので、今回は旅行つながりでホテル代の節約術を伝授したいと思います。

都内では、一泊最低でも6万や7万もする超高級ホテルがぞくぞくと開業していますが、そんなに毎回高級なところでなくても、何回も旅行にいけるほうがいいという方いるのではないでしょうか。そこで、安くてもいいホテルに泊まりたいなら、直前に予約をすると70%割引など格安で高級旅館やホテルに泊まれるインターネットサイトの「yoyaQ.com」や「タビータ」、ローソンの「ロッピー」、JTBの「3日前からの限定バーゲンプラン」を利用するのがおすすめです。かなりのお得感が味わえることもあるかもしれませんし、割引率も破格です。

それでも、もっと先に予定を組みたいという方は、直接ホテルや旅行会社に予約を入れるよりもネットで予約をいれるほうがお得です。ネット予約向けの割引プランもかなりそろっていますので、まずはネットをチェックするのがよいでしょう。一般の旅行会社以外でもネット専用で行っ いるものもあります。「一休」や「楽天トラベル」「やど上手」などサイトによって価格が変わっている場合もあるので、いろいろ見てみるのが節約への道かもしれません。

また、おもしろい宿として365日1泊朝食つきで5250円で泊まれるホテルも出ています。リゾート地で手厚いサービスよりも、安くて邪魔されずにのんびりしたい方にはいいのではないでしょうか。

これからお正月休みに向けて、どこかでのんびり休暇を過ごす方も増えてくると思います。さまざまなタイプのホテルや旅館が増えている中、一箇所で何泊も滞在すると割安になったり、部屋の掃除やアメニティーの追加を連泊する際に断ったりするとその分割り引いてくれるところも出てきています。連泊する際は確認してみましょう。

また、ホテルと観光施設がパックになっているプランも多く出てきています。利用料金が安くなるだけでなく、施設までの送迎があったり、ドリンクサービスがついていたりする場合もあるので、お目当ての観光施設があったら合わせて確認してみるといいでしょう。

賢く利用して、より楽しい旅行をしましょう♪

心のコラム 『自分で守る第一歩 健康診断のススメ 』

健康診断の季節というのでしょうか。この時季になると市や会社等で健康診断を受ける機会が多くなります。血液や尿検査などをし、医師より「特に問題ないですね。」と言われたら、そのまま貰った検査結果をろくに見ず、引き出しの奥底にしまっているのは私だけでしょうか。 

日本は世界で有数の長寿国です。しかし、寿命が延びるにつれ、がんや心臓病など生活習慣病も増加の一途をたどっているそうです。これらの病気をいち早く発見するために、健康診断を受け、検査値を参考に食習慣や運動習慣などをチェックし、少しでも問題や変化があれば改善することを、私たち自身がしなければならないのです。そこで、少しでも健康診断結果の読み方を知り、自分なりに今の健康状態を推移と共にチェックしてみてはいかがでしょうか。

GOTやGPTで肝機能を知る

検診で必ず行われるのが血液検査で、さまざまな情報を教えてくれますその一つが肝機能です。血液中のGOTやGPTなどはアミノ酸を生成するときに使われる酵素で、肝機能が破壊されると血液中に流れ出てきます。これらが異常値を示す場合は、脂肪肝やアルコール性肝炎、急性肝炎、慢性肝炎などが疑われます。肝臓を守るためには、アルコールを飲みすぎない、バランスのよい食事をとる、過労を避ける、タバコを控えるなどの注意が必要です。

GOT(AST) アミノ酸をつくる酵素。肝臓や腎臓、心臓、骨格筋に多く存在します。

GPT(ALT)肝臓に多く含まれる酵素。特に肝炎では敏感に値が高くなる傾向があります。

γ/GTP 肝臓、腎臓、すい臓などに含まれる酵素。アルコール性肝障害があると値が高くなります。

ALT(P・NP法)リン酸化合物を分解する酵素。肝炎や肝臓がん、黄だんなどあると値が高くなります。

尿検査でわかる尿路系の病気や糖尿病

尿は血液の老廃物が水分とともに体外に排出するもので、尿中の成分を調べることによって栄養や代謝の状況がわかります。正確な結果を得るために、異物を混入させないようにしたり、清潔な状態で採尿することも大切ですが、ビタミンCを多量に摂取すると、糖や潜血の検査値が正しく出ないこともあるので、前日から多量に含む食べ物や飲み物を控えましょう。 [尿たんぱく検査] 健康な人の尿は40~80mg/日程度のたんぱくが含まれています。ところが腎臓や膀胱に問題があると、大量のたんぱくが尿にでてきます。ただし、激しい運動やストレス、発熱などによる一過性の場合もあるので必ずしも腎臓や膀胱の異常とは限りません。

[尿糖検査] 糖は通常、ブドウ糖の形で肝臓に蓄えられ、必要に応じて血液中に放出されます。放出された糖はエネルギーとして働き、最終的には水と二酸化炭素になって体外に排出されます。したがって健康な人の尿には、糖は含まれません。多量の糖が検出されたときには一般に糖尿病を疑われますが、尿糖がプラスでも血糖値がさほど高くなければ体質的に糖がもれる腎性糖尿の可能性があります。そのため、全てのケースで陽性=糖尿病というわけではありません。

[尿潜血検査] 尿に赤血球がもれ出ていないかを調べます。試験管でプラスと出たときには腎臓や尿管、膀胱などのトラブルが考えられます。

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