韓国の延世大学へインプラント研修
4月の13日、14日、15日の日程、韓国のソウル、延世大学へ研修に行ってきました。
初日、今回はインプラント周囲炎のお話と実習。
インプラント周囲炎=インプラントの歯周病のことになります。
インプラントは虫歯にはなりません。
しかし、お手入れが悪いとインプラント周囲炎という歯茎の炎症を起こます。
お口の中が不健康ですと、歯周病菌にインプラントがやられてしまいます。
なによりも予防が第一なんです!
インプラント周囲炎になってしまったインプラントを、どう回復させるか。
そのための研修会でした。
私始め5名の先生は、一昨年の第一回目からの皆勤賞。
記念のキャップを頂きました。
その後は懇親会、そして二次会で焼き肉へ。
2日目は、ボトックスのお話。
日本では美容外科での応用がメインですね。
歯科分野の治療としては、歯ぎしりなどの治療に効果があります。
副次的な効果として、いわゆる顎の「エラ」が小さくなるとゆう効果もあります。
今回は、ボトックスについての基礎的な作用機序、使用目的についての講義。
その後、実際にセミナー参加者同士の相互実習です。
お互いの咬筋という頬っぺたの部分の筋肉に、ボトックスの注射を行いました。
意外と痛みはなく、食いしばりが減少してきたと実感できています。
あと、この薬はいわゆるお顔の「しわ取り」にも使われています。
日本では法律の問題もあり、歯科医師が行うのは難しいのが現状です。
しかし、きちんとプロトコールを守れば問題ないだろなと思われました。
指導の教授に、この、しわ取ボトックスをお願いして、注射してもらった先生もいました。
私たちは、それをしっかり見学させていただきました。
今回も、実りの大きな研修会でした。