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ニューズレター スマイリング・ビューティー

スマイリング・ビューティー 第16号 2008年8月発行

ニュースレタースマイル・ビューティー

院長コラム

こんにちは。加藤歯科医院院長の加藤 義浩です。 

暑い日が続いておりますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?

熱中症の方も増えています。体調管理には十分にご留意なさってください。

今回から少し虫歯の治療について、何回かに分けてお話していこうと思います。歯医者さんらしいお話ですね。

まず始めは、一番単純な虫歯です。この虫歯は、C1「しーわん」と呼びます。歯の表面(エナメル質)だけが虫歯になってしまったものです。

治療はいたってシンプルで、削ってつめるだけなので、最小範囲だけで済みます。

削ったあとに実際詰めるものの事をコンポジットレジンと呼んでおります。白色をしていて、粘土のように思われていますが、プラスティックの一種です。

主成分は、実はガラスで、下の写真のように電子顕微鏡の写真を見てみますと、大小さまざまな形のごく小さな特殊ガラスが存在します。そのガラスが歯にくっつける役割を果たしていて、レジンと呼んでいます。このレジンは、光を当てると固まるようになっています。

特に近年、機能性や審美性にも特に優れたものができています。

下の写真は私の医院で使っている、主なものです。レジンには、何種類かの色があり、あなたの歯の色に合わせて使い分けています。

下の写真は患者様の歯と比べて人工歯の色や詰め物を選ぶ際に使う色見本です。こんなにいろいろな色があるのは意外ですよね。人の歯もこれ以上にいろいろな色があるのです。

レジンを歯につめて、磨けばかなりきれいになります。色の限界もありますが、奥歯などでしたらほとんど自分の歯と見分けがつきません。私自身、たまに歯科検診で、治療してあるか分からなく、困るときがあるくらいです。治療後の写真を見てもなかなか見分けがつかないですよね。

治療を始めるなら、歯へのダメージが少ない早期がベスト。まだ大丈夫なんて思っているとあっという間に進行し、治療するのに時間もお金もかかる事になりかねません。虫歯かな?と思ったら、早めに歯医者さんへ行きましょう!

もっと・ちょっと・きっと 役に立つ歯のおはなし 見かけも重要!歯の色はどう決める

「笑うと金歯がきらり」

金歯が決してよくないというわけではありませんが、自分の歯がないのが一目瞭然でいて、その存在感は圧倒的ですよね。せっかくなら目立たなく治療したい。白い歯になりたいと思う方は少なくないのでは。

歯科医療の発展で、最近ではインプラントや義歯で自分の歯と同じような歯の色のものを作ったり、ホワイトニングなどで自分の歯をより白くきれいにする事が可能になりました。「きれいな歯で思いっきり笑ってほしい」というのが当医院の願いでもあります。そのため、より自然な歯の色になるように治療を進めています。

では、自分に合った歯の色はどう決めるのでしょうか。

人工歯と言ってもただ真っ白、普通、クリーム色というほど単純ではなく、何十種類もの色があります。インプラントなどでは、その会社ごとに色見本があり、より細かく色の違いが分けられています。多くの歯科医師や技工士はその色見本を見ながら、直接歯の色と比べて患者さまに合った歯の色を決めていきます。もちろん人の目なので、明るいところで見たりすると違って見えたりと色を決めるのもなかなか難しい面がありますが、目を一旦静かに閉じて光(色)の影響を受けずらい状態にして、歯面に平行に垂直に「色見本」
を置くことでより複雑な「歯の色」も割合、正確に見えるようになります。

しかし、これだけでは、見分けがつかないものになりません。もう一つ注意してみなければいけないのが、「歯ぐき」。実際に実験をしてみると、色見本でも人工の歯ぐきをつけたものと同じ色なのに歯ぐきがついていないものでは、歯の色の見え方が異なっていました。これは、歯ぐきにつける事で影ができ、それが影響を受けているのです。歯ぐきが付いていないもののほうが補色の関係からも、かすか明るく赤みを帯びて見えるのです。歯ぐきが歯の色に与える影響は意外と大きいのです。そこで歯茎の「歯の色」への」影響を考えた場合、結果として言えることは、我々が作る「人工の歯」は実際、口の中にあるものよりわずかに「明るく、赤みが強い」ものを選んでいるということです。

下写真は実際に医院で使われている歯の色見本です。色はABCで表されています。一番一般的な色が日本人の場合、Aです。A系統にグレーが入り、濃くなったのがC。 黄色系がB。Bにグレーが入るとD。といった具合です。その中で明るいほうから、1,2,3,4と分けていきます。
昔はA3が一般的でしたが、今では白い歯が好まれる傾向にありA1からA2ぐらいがごく自然な素敵に見える色として、よく使われます。

もちろん前にも述べたように人によって合う色は違ってきますので、よく医師や技工士に自分の意見を伝えて、納得のいく形でつくるのが一番です。事前に自分の歯の色をお知りになりたい場合は、写真と同じ色見本が埼玉審美歯科センターのホームページ(http://www.saitamasinbi.com/)に載せてますので、プリントアウトしてお使いください。
ちなみにホワイトニングを行うと自分の元の歯より2レベルほどは白くなります。

簡単節約生活

暑い日が続いていると、家のお洗濯ものが一気に増えて、水道代やら電気代がかさんで頭が痛いところですよね。ガソリンや食費にもお金がかかる今日では、少しでも節約することが必要となってきます。巷では、節水タイプの洗濯機が売れているようですが、わざわざ買うにもまたお金がかかってしまいます。買わなくても、今日の洗濯物からできる節約術を今回は伝授いたします。

こちらを読まれている方の中には、すでにお風呂の残り湯を使って、洗濯機を回して節約を始めている方もおられるでしょう。お湯では汚れも落ちやすくなり、もちろん水代も減らせるので、まだやっていない方は是非始めましょう。湯船から洗濯機へ簡単に給水できるポンプも売っているので、バケツで汲んだりするのが大変な方はそちらを利用するのもよいでしょう。

また、洗濯する時にコースが選べる洗濯機がほとんどだと思います。標準コースとスピードコースでは、なんとスピードコースのほうが60%の節電になるそうです。ひどい汚れはお風呂の残り湯などで手洗いして、スピードコースで仕上げるといいですね。

すすぎに関しても、「注水すすぎ」を「ためすすぎ」に変えてみましょう。ためすすぎ2回と注水すすぎの汚れの落ち具合はほとんど変わらないそうです。しかし、使う水の量は注水すすぎが約165Lに対して、ためすすぎ2回で約110L。なんと、55Lも節水できるのです。

そして、洗濯機を使用する際の基本ではありますが、汚れがひどいものは先に手洗いを残り湯でしておいたり、洗濯機に対して洗濯の容量(80%)を守ったり、洗剤を入れすぎないというのを徹底するだけでも汚れが落ちなくて洗い直すなどムダな水を使わずに済みます。

もう一つ、直接的に節約とはなりませんが、洗濯の際にファスナーをきちんと閉じたり、Tシャツやジーンズなどの洋服は裏返しにして洗濯したり、干したりすることで、衣類を傷つけたり、色あせしたりするのが防げ、衣類を長持ちさせることになり、節約にもつながりますよ。

毎日行う洗濯だからこそ、まめに節約をして、代わりに美味しいアイスを食べるのも賢い主婦の正しい夏の過ごし方かもしれませんね。

心のコラム 『見えない安心のために健康であるということ』

「保険」「年金」「貯蓄」

日本人は「安心」を買いたがる民族ではないでしょうか。「万が一のために備えて…」って言葉に弱いのか、将来の安心を保障してくれるものについついお金を出してしまいます。でも、その保障はお金だけでいいのでしょうか。

十年後を考えて、いろいろな保険に入って、これで病気になっても安心だとおもっていませんか。でも、もっと大切なことを忘れています。

それが、「病の苦しみ」というものです。

病気になった時の「苦しみ」や「痛み」を忘れています。これは「自分の体の痛み」もですが、「家族の心の痛み」もです。

家族の中の一人が倒れたら、どんなことになるのか。あなたの大切な家族がどんな思いをしながら毎日過ごすのか。

その「痛み」を今のあなたには見えていないのです。

もし今、あなたが倒れたら、あなたの家族は自分の夢や生活を投げ出してでもあなたの看病にあたってくれるでしょう。

もちろん、あなたも家族のために同じことをすると思います。そのときの「大切な人のこころの痛み」をあなたには、わかりますか。

それは、今「安心」を謳っているさまざまな保険では守ることができないものです。保険で守れるのは「お金」に対しての安心だけで、心までは無理なのです。

そう考えたら、あなたが今しなければならない事はなんのでしょう。

「自分の体は自分で守る」

それが、あなたが周りの人に与えられる安心なのです。

1973年、米カリフォルニア大学のブレスロー博士は生活習慣病と病気との関わりを調査しました。その結果、①適正な睡眠時間、②喫煙をしない、③適正な体重を維持する、④過度の飲酒をしない、⑤定期的に運動する、⑥朝食を毎日食べる、⑦間食をしない―これら7つの生活習慣のうち、実施している項目が多い人ほど長生きであると明らかにしています。

実際にこれらを実践している人とは、どんな人なのでしょうか。周りを見回してみるとわかります。そう、体にどこか不調を抱えている人たちが意外に多いのです。血糖値が高かったり、血圧が高かったり、体に何か異常があると、たばこをやめたり、酒を控えたり、ウォーキングを始めたりするようになるのです。健康であるに越したことはありませんが、完全に健康であるよりは、体のどこかに少し悪いところを抱えていた方のほうが慎重になり、かえって長生きするようになるのも事実です。それは、健康であることのありがたみを理解しているからではないでしょうか。

実際に近くにいかなければ見えない「不安」はたくさんあります。それについては、今全く見えないし、その不安を解決する「安心」について、あなたにも検討がつかないことでしょう。

なってしまってからでは、遅いのです。なる前に見えているからこそ、守れるものもあります。

あなたにとっての「安心」は本当にあなたの「大切な人のこころの安心」も含まれていますか。

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