むし歯にさせない!仕上げ磨き
一人で上手に歯を磨けるまでは保護者の仕上げ磨きが必要です。
歯が生え始めると、歯磨きを嫌がる子供に毎日悪戦苦闘している親御さんもいることでしょう。
嫌がるからと、歯磨きをしなければ子供の歯はすぐにむし歯の魔の手に。「食べたら磨く。寝る前に磨く」を小さい頃からきちんと習慣化しておきたいですよね。
そのために、きちんとした方法で効率よく仕上げ磨きをしてあげましょう。
ただし、あせりや無理強いは禁物!ゆっくり毎日の習慣にしていきましょう
仕上げ磨きのポイント
- 歯ブラシは?
- ヘッドが小さめで奥歯まで磨けるコンパクトなものを!
- 鉛筆と同じ持ち方で、軽く握る!
- 力任せにゴシゴシやっても歯垢は落ちません。あまり強く握りすぎると、子供も痛がってしまいます。軽く握ってシャカシャカと磨き、指先で細かい動きをコントロール!
- 唇を無理に押し広げない!
- 歯ブラシがうまく当たらなくて、ついつい唇をグイっと押し上げていませんか?押し方がキツイと子供は痛くて痛がり、仕上げ磨きそのものが嫌になってしまいます。そっと押し上げて、歯ブラシのあたり具合を見ながら磨きましょう。
- 磨く順番もポイント
- 前歯の近くは敏感なので、触れられるのを嫌がる子供も多くいます。感覚の鈍い下の奥歯、上の奥歯、下の前歯、上の前歯の順に磨くと抵抗が少ないかも。
- 頭をひざに乗せて安定させて!
- 口の中がよく見えて磨きやすいのは寝かせた姿勢。頭をひざに乗せて安定させると両手が使えるので便利!
プロのケアが不可欠!
むし歯予防には、家庭での歯磨きなど(ホームケア)の他に、定期的な歯科医院でのチェックとメンテナンス(プロケア)が欠かせません。