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義歯材料いろいろ

義歯材料について

自分に合った義歯で快適に噛んだり笑ったり

いればの部分ごとの解説

部分入れ歯の構造としては、基本的には維持装置、床(しょう)、人工歯、バーから成り立っています。維持装置には、クラスプ(ばね)とアタッチメント、コーヌスクローネなどがあります。

総入れ歯は床(しょう)と人工歯から成り立っています。

維持装置

維持装置のうち、クラスプは、装着するときに弾力が必要で、弾力のある金属で鋳造したものと、針金を曲げてつくったものとがあります。精密なデザインのものは、針金を曲げてつくると適合が悪くなるので、金属で鋳造したものを用いています。

金銀パラジウム合金硬いがために歯への負担が大きい。
金合金14Kまたは18Kを利用。 適正な弾力を与える。
白金加金天然歯の硬さに近くフィット感のよい固定ができる維持歯にかかう負担を少なくできる。  
コバルトクローム硬くて強い。加工がむずかしい。微調整が難しい。金属アレルギーの方には使えない。

アタッチメントは精巧な維持装置で、維持歯に特殊な装置をつくり、それに義歯床をつなぎ合わせるようにつくります。 アタッチメントの詳しい説明はこちらを参照ください。

コーヌスクローネは残っている歯に金属冠をかぶせ、その上から入れ歯を装着するというタイプです。コーヌスクローネの詳しい説明はこちらを参照ください。

床は粘膜に接する部分で、材料としては合成樹脂(レジン)と金属があります。

強度が必要な部分に金属を用い、人工歯を保持するところに歯肉の色を再現できるレジンをもちいています。

レジン床プラスティック製で、保険が適用される。割れないように、ある程度の厚みが必要。広範囲になるため違和感や異物感が強く、味覚を損ないやすい。また、熱が伝わりにくい。
金属床
  • 薄いために口の中に入れても違和感が少なく、物を食べたときに熱がよく伝わる。
  • 患者さまのお口の状況に合わせ、自由自在に設計ができ、発音、咀嚼、飲み込み時に、違和感の少ない入れ歯が可能。
  • 汚れが付きにくいので、入れ歯特有の臭いが少なく衛生的。
  • 残っている歯が抜けても、人工歯や金属部分を自由に追加(修理)できるので、長期間使用できる。

いろいろな金属床

コバルトクロム床
丈夫な金属を使うことにより、保険入れ歯の約1/5の厚さで熱の伝わりもよく、快適な状態で永くお使いいただくことができる入れ歯です。
ゴールド床
貴金属は腐食による変色が起こらず、精密な加工がしやすい金属です。適合もよく体に優しい金属です。金や白金を使用することにより、美しい輝きを実現しました。
チタン床
近年、時計や眼鏡などに使われている最先端金属です。非常に軽いだけでなく、アレルギー反応を起こしにくい体に優しい金属です。

人工歯

人工歯はポーセレンかレジン歯をもちいています。上下の高さが狭く、既製の人工歯では配列できないようなときには、金属で鋳造することもあります。

レジン・硬質レジン(保険内)安い。自然の歯の色とほぼ同じ仕上がりが期待できる。汚れやすい。
ポーセレン(陶材)硬い。汚れがつきにくい。咀嚼効率があがる。自然の歯とほぼ同じ色であり、変色することもない。ただし、保険がきかないため高価である。

バー

バーは、欠損部位が離れていたり、維持装置の位置が床の部分から離れたところに置かなければいけないようなときに、維持装置と床とをつなぐのに用います。

「部分入れ歯は、入れ歯を安定させられるような部分に、多数の健康な歯が残っている場合には、比較的より噛めますが、残った歯が少なくなると一本あたりの守備範囲が広くなるので、負担が過重になります」

入れ歯の豆知識一覧

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